眼鏡収納箱

写真と長くなりそうな話の物置

冬の北陸とは思えない天候だった小松

表題の通り、冬にしてはとても天気の良い小松で今年の飛行機撮り初めをしてきた。

 

最初は、しばらく来ない内に大きく整備されて広くなった海側の公園から。季節と時間の都合上逆光になるのは分かっていたが、ここから撮影したことがほとんどなかったのでしばらく留まってみた。

 

離陸後に旋回する絵が撮れるかと期待していたのだが、この通り遠すぎて残念な結果に。これより滑走路端に行こうとすると道路上などになるのでさすがに粘るのは気が引ける。

 

着陸前に編隊で滑走路上空に進入した際はこのように見えるが、写りとしては今一つな感じがする。

 

ただ、広く整備されている公園なので比較的遠くまで見通しが良く、太陽の位置さえよければいい具合に撮れそうにも見えるので、また夏に見え方を確認してみたい所。

 

この日は風向きが微妙な方向で、降りてきた旅客機が逆方向からに変わったので次は着陸でも撮ろうと思い滑走路端へ移動した。しかし風向きはその時だけだったらしく結局離陸の撮影になった。ここも位置や光源が微妙だったのだが、それ以上に真上を通過する航空機に自身の追従がついて行かずブレたり切れたりした写真を量産してしまった。

 

 

最後は反対側の滑走路端へ移動し、今度こそ着陸を見ることができた。夕方になると滑走路のほぼ延長線上に太陽が移動し、機の正面からの光源となるので若干微妙な明るさになってしまったが、それでも逆光よりははっきり撮影できた。

 

脚立や踏み台を持っていないので接地前後は柵や木と被って上手く撮影できないのだが、ちょっと面白い感じに撮影できた一枚。

 

こちらも有刺鉄線が写り込んでいる上に追いかけ損なっているが、機体の反射具合や空港の名前が入っているのが結構好き。

 

日が落ちる直前に太陽が滑走路の延長線上をまたぐので微妙に逆光になることに気付いて急いで反対側に行ったりした。夕焼けに照らされた機関砲の砲身が少し顔を覗かせている。

 

冬とは言え地面の近くは排気と合わさって結構空気が揺らいでいたが、この時間帯は逆にいい雰囲気になっていた。

 

こちらは広角レンズでパースペクティブ強調的な写真を撮ろうと思ったのだが、着陸直前でもさすがに遠くて微妙だった。いっそ魚眼で地上なども入れた方が面白いかも知れない。(書いた後に何か違うなと思ってたけど、パースペクティブじゃなくてただの歪みだった)

 

旅客機は光をよく反射するのでこの時間帯はとてもきれいに写る。

 

さすがに日が落ちると感度も上がり、若干微妙な写りになってきたのでこの日はこれで帰ることにした。OM-1になって改善したとはいえISO3200程度になるとノイズも目立ってくるのでこの辺りが限界だろうか。

 

 

久しぶりの小松は滑走路端で着陸を狙うのが安定という無難な結果だった。とはいえ珍しく天候に恵まれてきれいに撮影できたのが一番で、楽しく過ごせた一日になった。今年もどれだけ見に来れるか分からないが次も天候が良い事を祈ると共に、今年こそは航空祭にも行きたいと思う。

 

 

 

 

おまけ・最近のOM-1(Ver.1.3)

・撮影後EVFから眼を離して再度覗くと表示はされずフリーズ(電池抜いて治った)

・画質調整系設定を調整してたらフリーズ(電源は切れた)

それと、電源OFFに若干時間がかかるからか、急いでまた撮影したいときに困るのが気になっているこの頃。