表題の通り、世界遺産となった富岡製糸場を少し覗いてきた話。(実際に出かけてから時間が経ってしまったので中身はやや薄め。)

というわけで、前回同様高崎駅から列車での移動。富岡までは上信電鉄に乗っていく。この鉄道も信越本線の様に長野県側まで繋がる構想があったらしい。
※前回

しばらく単線の列車に揺られて最寄りの上州富岡駅に到着。上信電鉄内の主要な駅の一つらしいが、世界遺産登録効果なのかそれに見合う整備具合。

駅周辺も整備されており、市役所もかなりきれいなつくりだった。


その一方で街中は歴史を感じる小道が多くあり、いい雰囲気が残っている。


観光情報にもあった細い県道。


製糸場の煙突と、反対側に大きなイチョウの木が見える交差点。

しばらく周辺をうろついて、目的の富岡製糸場へ到着。


敷地内はきれいだがやはり年季を感じる建物が多い。



内部の展示資料は細かい説明や実際の器具などもあり、学生の頃に教室で蚕を育てていたのを思い出した。





個人的に一番盛り上がったのはこちらの機械製糸の工場。大きな製糸機が奥まで続いておりかなり見ごたえがあった。


この箒のようなもので繭から糸の先端を引っ張り出すらしい。かつてはもちろん人力だったそうだが、どちらにせよそんなに都合よく糸の端を探し当てられるのかと、説明を見ても理解と言うか納得できなかった。


説明によれば製糸場は1987年まで稼働しており、また操業停止後もある程度維持管理がなされていたのもあり、つい最近まで人々がここで製糸に携わっていたかのような雰囲気がある。余談になるが、富岡製糸場を譲り受けて操業と停止以降の整備を行っていた片倉工業という名前で、諏訪に寄った際によく入浴に行く片倉館とその繋がりを思い出したりした。




寄宿舎なども残っているが、中には入れないらしく少し残念。



といった感じで富岡製糸場を見て回ったが、年季の入ったいい雰囲気の建物と、製糸の細かい説明などもあり思った以上に見どころのある施設だった。他にも製糸の見学などもできたらしく、もう少し時間をかけて回っても良かったかもしれない。上記の通り周辺も歴史を感じられるので、それも含めて楽しめるいい場所だと思った。
以下おまけ。

先述のイチョウの木がある龍光寺には、製糸場の亡くなった女工の墓がある。当時としては国内の手本となるようにとよい待遇だったそうだが、それでも今と比べると、根本的に生きること自体が大変だったのだろうなと思う。




製糸所とは全く関係ないが、帰りに上信電鉄の終点である下仁田駅まで足を伸ばした所、食事ができる店がことごとく営業しておらず、駅前の自販機で買った桃のプリンを昼食にしたりした。なお、プリン自体はもっちりとしていてかなり美味しかった。
