先日の二輪車ツーリング記事で書いた通り、あまりに寒かったので後日購入した冬服のテストついでに静岡県は浜松市に行った話。
※先日
最初に向かったのは滝沢展望台。新東名高速道路を走っていると目につく風車のある山なのだが、通りがかるたびに気になっていたのでちょっと登ってみる事にした。こちらはドライブレコーダー代わりのカメラで撮影した、高速道路わきから見た風車群。
風車に近づくにつれ道が狭くなり、二輪で良かったと思いつつ登っていく。
山に登って近づいてみると、そこそこ風の強い日だったので元気に回る風車がうなりをあげていた。時々別に聞こえる機械音は羽のピッチか方向を変えている作動の音だろうか。
なお、この日のカメラはPEN-Fと、久々にG.ZUIKO 21mm F3.5の組み合わせ。
展望台から見た新東名と浜松市内。まだ日が低く、輝度差が大きかったのでHDRを初めて使ってみた。確かF8まで絞っているが、さすがに解像はそれほどしていない。
そのまま山の向こうへ降りてみたが、舗装はされているが程度は若干怪しく落ち葉もあったのでゆっくり下っていく。
展望台を下りて少し先にある「いなさ湖」にも寄ってみた。農業用及び災害防止の為に都田川ダムによって作られた人造湖とのこと。周囲は良い具合に秋めいた色をしていたのだが、レンズのお陰か割とあっさりとした色に写った。
その後は浜名湖を一周する予定だったのだが、途中で方広寺というお寺を見つけたので寄ってみることに。
境内に入ってすぐに赤門という立派な門が鎮座している。左右にある看板が何となく面白かった。
本堂までは五百羅漢が見守っている。
紅葉、というか黄葉もいい雰囲気だった。余談だが、上の写真は今回一番オールドレンズ感のない絵になった気がする。
境内の外からも目立つ三重の塔。大正時代の物だそう。
塔への道中からは本堂が良く見える。
中には釈迦三尊という国の重要文化財があるが、撮影禁止との事。修復の説明もあってなかなか興味深かった。
ピアノ演奏を奉納できるのはなかなかも面白い。
見本と比べると、今年は色づきがやや遅めらしい(撮影日は12月初旬)。
いつもの線香。
案内所ですぐに着くとの事だったので、少し登って奥の院にも足を延ばした。確かに時間はかからなかったが、そこそこ汗をかいてしまい件の冬用パンツが盛大に蒸れてしまった。耐水防風だが透湿性はあまりないらしい。
色とりどりの紅葉がきれいだったが、谷状で日の当たる時間帯が限定されているのが難しい場所だった気がする。
と言った感じで境内を巡っていると気付けば数時間が経過しており、浜名湖まで行っている時間が無くなってしまった。浜名湖一周はまた次の機会にし、この日は帰路につくことに。
そのまま帰るのももったいなかったので、寄るだけ寄ってみたエアーパーク浜松をコンデジで。なお時間的に閉館間近だったので外のみ。
今回は先述の通り新しいパンツを含めて完全冬装備で出かけたのだが、気温的には10℃を上回る日だったのであまり服の性能は発揮できなかったかもしれない。とはいえ、朝や道中の高速道路などはもちろん寒く、着込むに越したことはないので冬場は大人しく冬装備で着ぶくれして出かけようと思った。
おまけ・今回は珍しく自分用に土産を購入して帰った。先の方広寺の前にあった製菓店の「大あんまき」。名前の通りたっぷりの餡を包んだ生菓子で、大変食べ応えがあり美味しかった。このこしあん以外にも、白あんや期間限定品もあるとの事。