少し前に今月の飛行機画像などと称して記事を作ったばかりだが、奇跡的に撮影と記事作成のモチベーションが続いているので唐突に厚木へ行ってきた。
厚木自体は何度か行ったことはあるが、毎度あまり上手く撮影できなかったので今回は少し調べて定番っぽい場所で撮影している。
まずは現在の厚木の定番、と勝手に思っているP-1。近くにある海老名SAに寄った時もよく見かけるが、少し離れるとエンジンの音がほとんど聞こえないのが印象的。
こうして見ると哨戒機ゆえか多くのブレードアンテナが林立しているのが良く分かる。
次はP-1の先輩であるP-3C。何となく見かける頻度が下がっている気がしないでもない。胴体の波打ちっぷりは年季の現れだろうか。
こちらはC-130R。P-1と同じような色だと思うが、見慣れた航空自衛隊の迷彩の方がはっきりした色味だからか違和感が凄い。
多用途輸送機のLC-90。正直な所、斜め方向からだと全く自衛隊機に見えなかった。
厚木には米海軍も所在しているのでそちら側の機もいくつか。まずは小型輸送機のUC-12F。訓練だったのか何度か離着陸を繰り返していた。
変わってこちらは米陸軍の輸送機UC-35A。近くにある座間の部隊所属だそうだ。
実は空母艦載機の方のC-2も来ていたのだが、見事に撮り損ねて離陸時に遠目で見送ることになった。
厚木基地に所在する第51海上攻撃ヘリコプター飛行隊のMH-60R。対水上及び対潜戦闘を行う部隊だそうだ。FLIRをはじめ多くの機器を取り付けた外観は割と好み。
一方こちらはCVW-5、空母「ロナルド・レーガン」艦載機である第12海上戦闘ヘリコプター飛行隊のMH-60S。MH-60Rと違い対潜戦闘は行わないため、関連装備がない分かなりすっきりとした外観になっている。
横田に所在する米空軍のUH-1N。比較的目立つ配色と2基のエンジン排気口が特徴的。横田基地の開放イベントでずっと飛んでいるイメージがある。
というわけで肌をひどく焼かれつつ、久しぶりの厚木を堪能してきた。以前のようにF/A-18も見れたら面白いのだろうが、当該機種は基地としても米海軍保有機種別としても最大クラスの騒音源だったはずなので、そういう意味では部隊の移動は地元住民にとっては喜ばしい結果だったのだろうとも思う。最初のP-1の話ではないが、騒音に配慮したエンジン設計技術も進んで行って欲しい所ではある。