先日のパラボラアンテナ記事に続き、今回は同じレンズで飛行機でも撮影しようと思い厚木に行ってきた。しかしながら今回はフライトが少なめだったので、結果として関係ない画像ばかりになっている。
今まで持っていた飛行機撮影レンズは焦点距離が長く、旅客機や輸送機を近距離で見られる場所では機体の一部を切り取る形が多かった。最近入手して多用しているレンズは比較的おとなしめの焦点距離なので、今回は大型機や地上物への使いやすさを期待して使用している。
天気は悪くなかったが湿度が高かったのか、渦巻ベイパーがよく出ていたC-130R。この日は太陽の位置の都合か妙に渋い色になっていて格好良かった。
雲の間の青空に上手く入ったP-3C。せっかく比較的大き目のレンズなのにプロペラを流すために絞って解像を落とすのがもったいなく感じるが、そのためにNDフィルタを付けるのも抵抗がある。
たまたま通りがかった化学消防車。あまり詳しくないがMAF-50Bというらしい。他にもプロペラを載せたトラックも通りがかったが撮り損ねてしまった。
厚木の定番、と勝手に思っているP-1。見慣れた機ではあるが今回は訓練中だったようで……
機首下面のFLIRを使用していた。地上で赤色の発煙をしていて、そちらに指向していたようだ。
その後何かを投下していたが、ソノブイではなさそうなので救難訓練だったのだろうか。
関係ないが、一枚目の機体に太陽光が反射した部位の光芒が妙に上下に長いのが気になる。カメラの都合なのかレンズの都合なのか。
この日はそもそも長居する予定ではなかったが、先述の通りフライトも少なかったので近場で適当に撮り歩いたりもした。撮影場所の公園周辺は畑や花が多くこれはこれでなかなか楽しい。
この時期定番のコスモスが近くの道端に並んで咲いていて見ごたえがあった。レンズのおかげか割と良く撮れたのでいくつかデスクトップ背景用にしている。
小さな虫からスズメまで元気に飛び回っていた。ただ撮影中に顔やレンズ周辺で飛び交うのはちょっと勘弁してほしい。
何となく秋の雰囲気を感じるが、この日は普通に暑く日焼けもひどかった。
他の空港や基地にも行ってみたいとは思うが、めったに行けない上に詳しくない場所となると、行った日が下見で終わりそうなので躊躇してしまう。開き直って週末に見て回ってもいいが、それはそれで混雑しそうで如何ともし難い所。