眼鏡箱

写真と長くなりそうな話の物置

カメラの動体追従を確認がてら車を見に行った

カメラを新調してから静物はある程度撮影してみたが動き物はまだだった所、都合よくレースイベントがあったので久しぶりに車を見に行ってみた。

 

というわけで久しぶりに富士スピードウェイへ。今回はスーパー耐久シリーズの第2戦、NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース、というものをやっていた。以前一度見に来たことがあるが、今回も前回同様思い付きで見に来たのであまり長居はできず、最終日の午前中のみの観戦となっている。なお、時間的に歩き回ることもできなかったので、似たような構図ばかりになってしまった。

 

Weds Sport GR86。見た限りだと、参加車両の中でホイールが蛍光色だったのはこの車両だけだったので結構目立っていた気がする。何となくラジコンカーを思い出したのは秘密。

 

一方ボディが蛍光だったのはGrid Motorsport AMG GT3。クラス2位とのこと。他の車両もだが、レース後半ということもあってボディの汚れや傷が目立っていた。

 

前回も色と車種で個人的に目を引いた埼玉トヨペット GB クラウン RS。結果としてはクラス優勝だったそうだ。

 

クラスは違うが同じくシビックのRacer HFDP CIVICとHonda R&D Challenge FK8。特に前者は市販車と比べるとえらく前傾しているように見えるが、これは足回りの調整でそうなっているのだろうか。

 

カラーリングが好みのORC ROOKIE GR86 CNF ConceptとORC ROOKIE GR Corolla H2 concept。前回のこのチームは86ではなくヤリスがいた覚えがあるが、今回はこの2車種で同じクラス、86はカーボンニュートラル燃料仕様、カローラは水素燃料エンジン搭載だったそう。カローラのバンパーが無塗装なのは破損前提で元からなのか、もしくは交換したのだろうか。

 

今回外見が一番特徴的だったシンティアム アップル KTM。何となくそんな気がしていたが、前回異彩を放っていたX-BOW GT4と同じくKTMのX-BOW GT-Xという車両だった。今回はクラス優勝ということで、見た目だけではなく実際に速くて強かったようだ。

 

個人的にコンパクトなハッチバックが好きなので、今回も多くの車種が見れて良かった。上からTHE BRIDE FIT、ACCESS HIROSHIMA+ Vitz、Honda Cars Tokai J-net FIT、KTMS GR YARIS。コンパクトカー枠だと思っていたヤリスはクラスが違いシビックWRXなどと同じクラスなのだが、特にリアタイヤハウス周りの形状の力強さで何となく納得してしまった。

 

こちらのアンビシャスレーシング FITは、バンパーが外れたのか大胆にテープで補修しての走行。遠目で見ると顔が違うので、最初はどこか海外の車両かと思っていた。

 

MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio conceptはバイオディーゼル燃料を使用しているそう。今回はカーボンニュートラル燃料を使用した車両も多く、単純な速さだけでなく、こういった一見レースとは無縁そうな技術の実証的な要素があるのも耐久レースの面白い所だと思っている。

 

今回のレースで一押しのカラーリングだったのがこのYAMATO FIT。鏡面のボディが周囲の景色や空の色を反射して一際目立っていた。もっと天気が良かったら、太陽光の反射で白飛びばかりしていたかもしれない。

 

マットな塗装が格好良かった岡部自動車Z34www.sato-ss.jp。素人目にはフェアレディZの造形が何となく海外っぽく映る。

 

鏡面フィットの次に好みのカラーだったHELM MOTORSPORTS GTR GT3。大半の車両は半艶というかそこまで艶に関してまでは重視していない中、先の鏡面やマットなボディは結構目立っていた気がする。耐久レースなので周回を重ねるごとにボディが汚れていく車両が多かったが、こちらはボディカラーのおかげもあってスタート直後のようなきれいなボディに見えた。なお、この車両は見事クラス優勝だったそう。

 

そしていつもの(?)アストンマーティン、D'station Vantage GT8R。KTMに敗れ惜しくもクラス2位。このメーカーの車両は普段めったに見ることがないのでやはりうれしくなる。

 

 

他にも色々撮ってはいるが、先述の通り構図は同じものばかりなので一旦ここまでとして、今回の目的であったOM-1の動体撮影の感想。今回はすべて被写体認識を車両として撮影したが、前面であればバンパー、側面であればバンパーもしくは前輪周辺にしっかり焦点を合わせてきており、画面内に複数台数があっても事前に中央付近で狙った車両に合わせてカメラを振ればしっかり追従してくれていた。正直被写体認識にあまり期待していなかったのだが、予想以上に使えたのでこれからも積極的に使用していこうと思う出来。ただこれは腕の都合になるが、成功率自体はシャッタースピードを遅めにして流し撮りをしていたのでそれほど高くなく、カメラが追従できても自身が追従できなければ意味がないということも改めて感じた。なお、それ以外の画質に関してはそれなりというか、正直もう少しダイナミックレンジが広いと太陽光の反射と影のホイールハウス周辺が同居する構図の時に助かると思う所ではある。

 

 

以下残りとおまけ。

 

さわやかなカラーリングのTeam Noah HONDA CIVIC TCR。フューエルリッドが全開だった所に何となく耐久レースを感じた。

 

色使いが鮮やかなクラス2位のHM-R ヒロマツデミオ2。同じなのだろうが、車種がデミオなのかMAZDA2なのか若干謎だった。

 

ゆるキャン△