眼鏡箱

写真と長くなりそうな話の物置

今年はちゃんと見に行けた彼岸花+おまけの秋桜

昨年は微妙に予定が合わず、狙っていたヒガンバナの植栽場所に(日中)行けなかったのだが、今年は何とか予定が合ったのでリベンジしてきた。

 

この日は前日の予報では雨だったので濡れた花が見れると思い楽しみにしてきたが、目的地に着いたころには晴れ間すら覗く位で、わずかな水滴が残るだけになっていた。因みに今回もレンズはいつも通り50mmマクロ。

 

先の通り日差しもあったので暗がりに映える様には写せなかったが、輝くヒガンバナもそれはそれできれい。背後の玉ボケはファインダー上では丸だったのだが、確認して見ると不思議な切れ方をしていた。電子シャッターだったのだが、何か関係あるのだろうか。

 

地面と花が近いと花のぼかし範囲をどこまでにするかで毎度悩む。

 

先の通り晴れてしまったので開き直って空も入れ込んでみた。これはこれできれいではあるが、やはり暗めの方がヒガンバナに似合う気はする。しかし、実際の所日常で一番目に入るのは日当たり良好な田んぼのあぜ道なのだが。

 

最後は折角の植栽場所なので群生感のある一枚。絞り解放での撮影なので水滴に紫の色収差が出てしまった。

 

こんな感じで今年はヒガンバナをしっかり見て回ることができた。普段なら喜ぶべき天候の良さが今回は残念になってしまったが、また次の機会を楽しみにしようと思う。

 

 

さて、この日はそのまま帰るのももったいないと思い帰りに少しうろついていた所、コスモスを見つけたのでそちらも見ていくことにした。

 

ここにきて天候が怪しくなるという絶妙にタイミングの悪い中だったが、傘を持ちつつ歩いて回った。こちらは往年の14-35mmで。

 

何とか丸ボケのきれいな一枚になったが、天気が良ければもう少し目立つボケになったかも知れない。

 

晴れていれば秋空に映えるコスモスになったはずだが、見ての通りの残念な結果に。

 

結局、範囲狭めで望遠端も短めなズーム域がうまく使いこなせず、ここからはまた50mmに戻した。開放F値は同じだが、ピント面の解像はよりはっきりしている気がする。

 

使用しているのがマクロレンズと言うことを思い出し寄ってみた分。

 

もちろん引いても十分な画質。あまりに気に入っているので予備を確保しようか若干悩んでいるが、大人しく現行の60mmを買った方が良い気もする。90mmは……性能はともかくちょっと望遠過ぎて汎用性が低そう。

 

結局雨が降ってきたので今回はここまで。コスモスは割とよく見かけるのでありがたみが薄れがちな感もなくはないが、結局撮影したくなってしまい、おまけのつもりだったのに撮影枚数が多くなる程度にはまだお気に入りの花のひとつ。できれば今度はもっと群生というか密集している場所で撮影してみたい。