この時期に何を言っているか分からないと思うが、書いてある通り春を感じ損ねたような花見の話になる。
というわけでこちらは桜。一般的には3月から4月にかけてが見頃だが、早咲きの品種は2月には全盛期を迎えているらしく、これを見に行った時はすでに若干時期を過ぎていた。
この二枚は往年のマクロレンズだが、やはり描写に不満はない。この日は風が強い上に大変寒かったが、天気自体は快晴で春のような暖かい絵になった気がする。
この日は古くて重い望遠レンズを持っていたので丁度枝から枝へ元気に飛び回っていたメジロを撮ってみた。結構近くまで来てくれたがやはり焦点距離が若干足りなかった感はある。上手く取れた時も花弁の影に隠れたりして今一つになってしまったものも多く、比較的うまく撮れたのがこの二枚。
これは先の通り陰に入ってしまった写真だが、花弁が上手く風に流されてちょっと良い雰囲気になった。飛んでいく花弁がきれいな写真は毎年撮ろうとするが、上手くいった試しがない。
一方こちらは梅だが、例年であればもっと咲いていてもいい位だと思うが、今年は雪も多く気温が低かったのかまだまだつぼみが多く見ごろには程遠かった。
この日はあまり天気が良くなかったが、少しだけ日が出た時の撮った二枚。最近導入した単焦点での撮影だが、開放なのでボケに色収差の影響が色濃く残っている。
こちらは虎の子の望遠レンズで。手持ちレンズの中で最も高性能（そして高価）なだけあって写りは随一。元々飛行機撮影用に入手したのだが、近距離だと大気の影響が少ないので飛行機以上にきれいに撮れるのが嬉しいような悲しいような。
一番の望遠レンズを持っていった理由は先の桜を撮った時に味を占めた感じだったが、結果は完全に失敗といった所。どの鳥もそもそも近くに寄らせてもらえなかった上に警戒心も強く、立ち止まるとすぐ飛んで行ってしまった。
この日は昨今の情勢を鑑みて混雑する前にと早朝に出かけた。先述の通り見頃はまだ先だったのでリベンジしたいところだが、早朝でも人出があったくらいなので厳しい気もしている。気温が低いこともありマスクをして歩き回ると眼鏡が曇るのもなかなかストレス。
これは全く関係ないアロエの花だが、そもそもアロエに花がある事、これがそうだというのを初めて知った。冬場が見頃らしく、朱の入った綺麗な赤がとても目立っていた。
