表題の通り、見ごろにはまだ早かったらしいアジサイを見てきた記録になる。
そういえば丁度1年前にも同じ場所にアジサイを見に行っていたが、その時は新しく入手したズームレンズで撮影していたのを思い出し、今回は無謀にも望遠単焦点で撮影してみることにした。露骨に長いレンズで花の写真を撮っているシーンは不審な感じがしないでもなかったかも知れない。
この日はこの時期には珍しくとてもいい天気で、歩いていると汗ばむくらいの気温だった。アジサイは天気が悪い方が何となく雰囲気を感じられるが、太陽に照らされて鮮やかに見えるのも悪くなかった。
品種のせいなのか時期のせいなのか、それほど色の濃くないものが多かった気がする。それ以前に咲いている方が少数だったが。
ガクアジサイのつもりで撮っていたが、ヤマアジサイなのかも知れない。そもそもこれらの名称も割と最近知った。
望遠でボケを生かすために比較的開放で撮っているが、正直花全体くらいは焦点が合っている方が良い気もする。とはいえ使用しているカメラのフォーマットの都合上、解像度を維持しようとすると絞りの自由度が低いのが悩みどころ。
中央で綺麗に分かれたグラデーションで今回一番気に入っている写真。撮影的には特に工夫をしていないのが悲しい所。
先の通り丁度一年前にも同じようにアジサイを撮っていたのを思い出し、写真を撮りながら一年の時の流れを何となく感じていた。情勢を考えればありがたいことだが、忙しい上に精神的にも疲れることが多く、色々と今後の人生を考える年だったように思う。おそらく今後も大きな転機などは訪れずに静かに年を重ねていくのだろうと薄々感じてはいるが、その時々で楽しみを見つけながら少しでも面白く生きていきたい。
以下おまけ。