引き続き軽率に外に出るのがはばかられる昨今だが、昨年辺りからこの時期に是非撮りたいものができたので少しだけ見に行くことにした。
というわけでこの季節定番の彼岸花。昨年辺りにたまたま見つけた彼岸花がとても写真映えするのに気付いたので、今年はぜひしっかり撮りたいと思っていた。しかしこの情勢に加えて個人的に立て込んでいて遠くには行けそうになかったので、咲いていそうな場所を適当にうろつく作戦で何とかすることに。
実際に注意して歩いてみると割とどこにでも咲いていて、特に田舎だと田んぼの端の”あぜ”に無秩序に咲き誇っていたりする。もちろん他人の田畑に入るわけにもいかないので、人通りのない林の際辺りでひっそりと咲いているものを撮った。
他の人が撮った彼岸花を見ていると背景を暗くしているのを見かけるが、例に漏れず自分も同様に撮ることが多い。また、これは肉眼では薄目の赤だったのを少し強めにしてみた。最近出ずっぱりのマクロレンズは相変わらずの写りで、古いレンズらしい使い勝手の悪さを補って余りある素晴らしい描写のいいレンズだと使うたびに感じている。
この時は見頃よりは若干早い時期だったので、このように咲いてないものも少なくなかったが何とか見に行けて良かった。いつかは沢山咲いているところにも行ってみたい。
さて、秋と言えばコメの時期でもある。近くの田んぼでも丁度稲刈りをやっていて、道路から見える範囲で眺めていた。今年は天候が微妙だった気がするがどんな出来だろうか。
