眼鏡収納箱

写真と長くなりそうな話の物置

滑り込みの花見(再)

先日の雨の日に花見をしてから花見シーズンは若干過ぎてしまったのだが、数日後の若干天気の良い日に少し時間があったので、散りゆくサクラでも見に行こうかとまた出かけてみた。

 

先に「散りゆく」と書いたが、実際に行った場所は若干高所だからかまだまだ見頃の木も多くて嬉しい誤算だった。因みにこのサクラは少し濃いめの色味で、前回少し話したジンダイアケボノという品種かなと思っている。

 

尚、今回はいつものOM-1はお休みで、サブのカメラと、いつの間にかまた増えていたMF標準レンズで撮影した。

 

この日は午後から別の用事があったので朝早くに出かけたのだが、このサクラを撮影した時は太陽がまだ低くて別の光源を使ったような写りになった。関係ないが、最近は時々フラッシュを使用した撮影を試みているのだが、全く上手く行っていない。

 

ここからはちょっと濃いめの色味で撮影。今回唐突に生えたレンズは比較的柔らかめの描写をするということになっているのだが、ピントが合えば結構はっきりした写りで必要十分な印象。

 

モモの花もすっかり見頃。この時期モモを栽培している地域は、サクラより更に濃いピンクが広がるとてもきれいな一帯が見れる。

 

今回歩き回っていて見つけたこの木、花の色は白だが花の付き方はスモモっぽくないしもちろん果樹園でもなくて何なのか分からなかった。

 

最近は離れていても絞り解放で使用してみるのがマイブームになりつつあるが、今回使用したレンズは今の所色収差も気にならず、また多少絞っても描写が大きく変わるわけではなさそうなので結構使いやすかった。

 

快晴とまではいかなかったが、この日はそれなりにいい天気で改めて花見ができた。衝動買いしたレンズも、あまり好みではない標準域ではあったが結構寄れて、花を撮影するには良かった気がしている。

 

 

今回の写真の縦横比は最初のみ3:2で、以降は4:3にしてみた。初めて自分のものとして使用した携帯電話内蔵カメラから現在に至るまで、使用してきたカメラのほとんどが縦横比4:3のセンサーだったからか、長い間出力される比率そのままで使用してきたのだが、割と最近、というかここで記事を作り始めてから、若干横に長いのが気に入って3:2にした経緯がある。久しぶりに4:3の写真を見てみると、特に花の写真では縦のボリューム感がなかなかあっているような感じだったので、しばらくは併用して様子を見ようと思っている。