先日新しく導入した標準レンズは個人的には気軽に持ち歩ける大きさ、重さではないと感じているのだが、街中や人工物の写りも気になっていたので頑張って首にかけて歩いている。
熱海。この日は秋とは思えない暑さで、重いレンズを肩に担いで歩くのはなかなか堪えた。
手すりの中から手すり。
昨今の情勢だけではなく、以前からの観光地としての状況のせいか年季の入った……というか廃墟のような建物も少なからずあったが、それと同時に綺麗に整備された駅周辺や真新しい宿泊施設、そして何よりこの情勢下でも多い人出もあり人気の観光地であることに変わりはないと感じた。
今回は日中に歩いただけだが、温泉街なのでやはり夜は夜で賑わったりもするのだろう。
大きいレンズでも観光地であればそこまで目立たないので、特にこのような人通りも多い場所では比較的持ち歩きやすく都合がいいというのを、このレンズを使用し始めてからつくづく感じるようになった。良いレンズでスナップなどを撮影しているプロの方は気にせず歩き回るのだろうか。
ところ変わって神岡。以前も書いた気がするが、観光地というよりは人々の生活する鉱山の街の趣が強いので、これ見よがしにカメラを持ち歩くのは若干抵抗がある。しかし、年季の入った街並みは割と好きなので時たまこのように歩き回ったりしている。古い街並みというと近くの高山も良いのだが、情勢関係なく人混みは苦手なのでなかなか足が伸びない。
いつもの諏訪。こちらも好きな街だが、元々住民も多いので平日でも割と人が多い。
こういう写真はハイライトを落とした方が良いのだろうか。
何となく大戦時の戦車感のある橋
上諏訪駅近くの湖岸は、再開発なのか区画整理なのか道路や建物が新しくなっていて、このマンションもそのひとつ。以前泊ったことのあるホテルも、もう行くことがなくなりそうな高級感のあるものに変わっていたりする。
初めて知った協会、というか競技。健康増進的な要素があるそうだ。
せっかくなのでと色々使ってみたが、写りは全く文句がない一方、やはり散歩にはあまりに大仰で、ここぞといった所で持ち出すのが無難だと感じた。元々購入した理由も多分にロマンを含むところがあったので予想通りではあるが、前オーナーが大事にしてきたこのレンズをなるべく丁寧に扱いつつ、観光などに行くときは引き続き持ち出して使っていきたい。