眼鏡収納箱

写真と長くなりそうな話の物置

冬の晴れ間に見る立山連峰

先日富山に行った際、この時期には珍しく天候が良かったので足を延ばして少しだけ写真を撮りに行ってきた。

 

 

f:id:ko-tai:20220115211454j:plain

北陸の冬は概ね天候が悪く、特に空は雲が広がっているのが常なので太平洋側の様に快晴となることは珍しい。そしてその珍しい天候の際は、このように立山連峰がとてもきれいに見える。富山湾を通して見えるこの景色の撮影スポットとして有名な雨晴海岸がこの写真の右端にある木の生えた岩の辺りで、最近では観光地として駐車場なども整備されている。有名なだけあって天気のいい日は多くの人が訪れる場所であり、週末だったこの日も当然混雑していたので少し離れた場所で見ることにした。

 

 

f:id:ko-tai:20220115212531j:plain

富山県の西側の海岸からなら概ね同じように立山連峰を望めるが、こちらは先の海岸より近づいた新湊にある海王丸パークからの眺め。こちらも帆船である海王丸と絡めて良い写真が撮れる。冬場に帆を張るのかは分からないが、組み合わさると更に良い絵になるかもしれない。

 

f:id:ko-tai:20220115213442j:plain

なお、海王丸の反対側には停泊している海上保安庁の巡視船「やひこ」と新湊大橋があるので、そちらもきれいな絵になる。余談になるが、この時間の撮影場所からは若干陰になる太陽の位置だったが、順光の際は巡視船の船体が白飛びするので晴天時の撮影ではいつも難儀している。

 

 

f:id:ko-tai:20220115214726j:plain

この新湊大橋はその下を大型の船舶が通過するためかなり高く、周囲に大きな建造物も少ないため遠くからでも良く見える。先の海岸からも遠くから存在を主張していた。

 

 

最初にも書いたが北陸は基本的に冬場の天候はあまりよくなく、今回はたまたま行った日が天候に恵まれたのできれいな山々を見ることができた。タイミングが合うことはなさそうだが、いつかは路地裏や建物の間から見える連峰みたいな写真を撮ってみたい。

 

 

f:id:ko-tai:20220115215421j:plain