春らしく暖かくなったかと思ったらまたもや冷え込む面倒な天候が続いているが、天気がいい日に別用で出かけたので、ついでにまた春の花をいくつか見に行った。
こちらは前回時期の早かったモモ。この日は低い峠でも数日前の雪が残る肌寒い日だったが、花は丁度見頃だった。今回は別用のついでだったのでコンパクトに往年のマクロレンズを主に用いたが、やはり安定の写り。
一方こちらは最新の標準単焦点レンズで。こちらも評判が悪いと評判のレンズになりつつある気がするが、近距離で被写体を中央に持って来ればきれいなボケを楽しめる。構図が似通っているのは仕様。
こちらはリンゴ。先日撮ったスモモと同じく白い花が印象深い。スモモはどちらかというと枝の所々に丸く密集した形で花をつけるが、リンゴはサクラに近い咲き方をする気がする。
あまり詳しくないのだが、中央の色違いがおしべなのだろうか。正直な所、同色のスモモとの区別もあまりついていないレベルなので知識はあまりない。
今回見かけてとても印象的だったのがこのハナモモ。品種や部位にもよるのだろうが、このように混じりあった色がとてもきれいだった。単色の花との咲き分けは何か法則などがあるのだろうか。
ユキヤナギ。大口径のマクロレンズを使っていたので、開放で柔らかくしてみたり近くで大きく写してみたりした。しかし花が白で輝度差も大きく、一枚目は色収差が目立ったのでごまかしたりしている。因みに最近ちょっと現像の設定が分かってきたので、今回は全体的に若干柔らかめな絵を狙って処理した。
先日見頃だったスモモはもうかなり散っていた。花が咲いた後の木々もそれぞれ違う色に移り変わっていくのが面白い。因みにこの写真は先日撮ったスモモと構図がそっくりだったのだが、枝を見るに意図せず同じ木を撮っていたようだった。
折角なのでサクラもいくつか撮った。こちらは例の新しい単焦点だが、2枚目を見るとやはり周辺部がかなり甘いのが分かる。元データを見ると色収差もかなり派手だがデジタル補正でほぼ消せているので、これももう少し何とかならないだろうか。
この日は先日まだ時期尚早だったモモを主体に、この時期に見たかった花を概ね見れて良かった。しかし最近は花のアップばかり撮っているので、そろそろ街や風景、そして飛行機を撮りに行きたいとは思うが、情勢がどうなるか分からないのが不安ではある。
先日と似たような最後の1枚だが、今回は満開で。